平成28年度 春のお彼岸 平成29年3月17日(金)
昼食『おはぎ』
当施設では春と秋の年2回、昼食に「おはぎ」を提供することを、開設以来ずっと大切にしています。
以前は、粥食や粥ミキサーの方には、甘い小豆粥のご提供でしたが、ここ数年、粥食の方にも粥ミキサーの方にも、ソフト食おはぎやミキサー食おはぎをご用意するようになり、全利用者様にお彼岸のおはぎを楽しんでいただいています。今年も、あんこ・きな粉・胡麻の3種のおはぎをご用意しました。
前回まで、ミキサー食おはぎ(ベースは普段の粥ミキサー)を、おはぎ風に丸く型抜くために、ほんの少し硬めに作成していましたが、ある利用者様には硬かったとの意見が職員よりあり、今回は型抜きせずに、通常の硬さで器に小分けにしてあんこ・きな粉・胡麻の3種のソースを掛けるように見直しました。見た目の「おはぎ」らしさは幾分なくなりましたが、皆様に安全に美味しく召し上がっていただけました。
昼食を配膳すると、お皿の上のおはぎを見るなり「今日はお彼岸ね!」とパッと笑顔になる利用者様の姿をみて、これからも昔からの食文化を大切に利用者様に笑顔を届けていきたいと思いました。
最近はスーパーなどで、ずんだおはぎ、紫芋おはぎ、安納芋おはぎ、桜あんおはぎなどなど、緑・紫・黄色・ピンクと彩りも鮮やかで美味しいおはぎが売られておりますね。定番の昔ながらのおはぎももちろんいいのですが、いつか変わりおはぎも利用者様にご提供できたらいいなぁと、思っています。
☆ほほえみ食通信☆栄養士室