4F昼ごはんの仕度(味噌汁づくり)
昼食前『4Fにて汁物づくり~味噌汁~』
本日、利用者の皆様と昼食をつくるイベント「昼ごはんの仕度」が4Fで開催され、利用者様からのリクエストの「味噌汁」を一緒につくりました。4Fからは玉ネギとジャガ芋のシンプルな味噌汁の希望があり、調理スタッフと相談して、今が旬の新玉ネギを仕入れることとし、また人参も彩りで追加しました。「おもちゃの兵隊のマーチ♪」をテーマソングに高らかに流し、本日の食材の産地を紹介して、いよいよ開始です。
シンプルな味噌汁だからこそ、本日はカツオ節でだしを取るところから、利用者様にお願いしました。大きな鍋にカツオ節を振り入れていただき、湯が沸いたところで、網ですくっていただきました。とても細かい作業ですが、お二人の利用者様が丁寧に細やかにおだしを取って下さり、食堂は美味しいカツオだしの香りに包まれました。また、野菜の皮剥きや切り物をお願いすると、皆様積極的に参加して下さりました。
ご家庭で当たり前にやっていた、食事の準備ですから、皆様ちゃかちゃかっと、手際良く調理して下さいます。危ないからゆっくりゆっくりとのこちらの心配をよそに、主婦パワー全開です。また、ご自身で上手に切り物ができない方も、介護職員と二人で力を合わせて本当に皆様楽しそうに作業され、大感激していました。
食材の下ごしらえが一通り終わると、利用者様数人に鍋に食材を入れて頂き、煮込み開始。仕上げに味噌を溶き入れていただき、味見もお願いした利用者様のお姿が、まるでお味噌のコマーシャルのように素敵な笑顔で「美味しい!」と。“これぞ日本の心、お袋の味!”と思わずキャッチコピーが浮かんできました・・・。
少し野菜の下ごしらえに時間を掛けてしまい、具材の煮込み不足があったことが、反省です。新玉ネギはシャキシャキ感が残っていて食感良好でしたが、人参が多少硬かったのです・・・。味は最高でした!!
今年度の昼ごはんの仕度も、各フロアのテーマ・料理で、利用者様と職員・調理スタッフと共に楽しい時間を過ごすことができました。施設生活の中でも、利用者様自身ができること、関われることを、食を通してご提供することが使命と想い、調理スタッフと力を合わせて、これからも努めて参ります。ありがとうございました。
☆ほほえみ食通信☆栄養士室