指定介護老人福祉施設の東四つ木ほほえみの里 [指定番号1372200541]

大晦日

昼食『年越し天ぷらソバ』
夜食『年越しソバ』(希望者のみ)

今年も年中行事として、昼食にはエビや野菜の天ぷらの入った年越しソバをご用意しました。夜には毎年、夜勤職員と一緒に紅白などを見ながら夜食に年越しソバを楽しまれる方が何名かいらっしゃいますので、別にご用意させていただいています。

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夜の8時過ぎ、新年の祝い膳の準備・掲示にと各階を行き来している中、2階でエレベーターを降りると、何かモヤッとした空気感(後から、蒸気で湿度があがっていたと判明)があり、いい匂いに誘われるように配膳室を覗きにいった。すると早速年越しソバの準備を藤田介護職員と伊藤介護職員がしていた。両者とも現任・前任の食事係である。そういえば、2階は他フロアーとは違い、十数人の利用者様がまだ起きていて、テーブルに座っていたり、寮母室カウンター前で紅白を観ていたりと、賑やかな雰囲気である。実は皆様、年越しソバが出てくるのを、待っていらっしゃいました。

その期待に応えるべく、「ソバ職人になれる」と冗談を交わしながら、歴代の食事係の二人がソバをせっせと湯がいていました。頼もしい二人だと感心しながら、他の階でしばらく用事を済ませてから再び伺うと、今度は利用者様が熱々のソバを美味しそうにすすっていらっしゃいました。「いい雰囲気です!」と私に微笑みながら安田副主任も、利用者様に声を掛けて回っていました。私にも数名の利用者様から「七味下さい!」と声が掛かかりましたので、七味のビンを持ってテーブルをまわり、お好みの量をご自分でかけてもらいました。皆様ズルズルという音を立てながら実に美味しそう。何だか年越しという日本の文化を、施設生活の中でも利用者様が満喫している様子が感じられ、とても素敵でした。

一方で、既にほとんどの利用者様が就寝されている階や、体調不良者のいる階もあり、全ての方が同じように年越しができるわけではないことはもちろん承知していますが、今年の2階はお元気で夜食希望者が実に多くいらっしゃいました。

仕事帰り、先程の二人の職員に職員通用口でバッタリ会うと、実は遅番勤務後に、ソバを調理してくれていたと知る。「紅白みながらブラブラしていただけです。」なんて謙虚に言っているものの、利用者様のために一肌脱ぐ気持ちがうれしかった。栄養士の想いで調理室が準備しても、介護職員にきちんとお届けするという気持ちがなければ、せっかく準備した年越しソバも活かされないもの。何だか心がホッとする一年の締めくくりの夜で、仕事の疲れも吹っ飛びました。

皆様、今年一年ありがとうございました。よいお年をお迎え下さいませ。

☆ほほえみ食通信☆栄養士室

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