指定介護老人福祉施設の東四つ木ほほえみの里 [指定番号1372200541]

お知らせ

そば打ち実演

昼食前『そば打ち実演』
秋になると、毎年そば職人さんが訪問して下さり、各フロアをまわって利用者様の目の前で素晴らしい技を披露して下さいます。今年で6回目の秋となり、すっかり恒例行事となりました。
私達職員と違って、「職人さん」とは利用者様にとって、きっと特別な存在なのでしょう。このイベントを開催すると、皆様真剣な表情で見入っておられ、その関心度の高さが伺えます。長野や新潟出身の利用者様の中には、「昔よくそばを打った。」、「家族がつくってくれた。」とお話をして下さる方もおりますが、ほとんどの利用者様が入所前には未経験だったとのことですから、ワクワクするのも分かりますね。
職人さんが、丸くまとめたそば玉を軽妙な会話と共に、巨大な桐の板の上で、薄~く薄~く延ばしていき、それをキレイに畳んだところで、いよいよそば切り体験開始です。
そば打ち実演①
利用者様に声を掛けてお誘いし、前に出てきていただくと、まず最初に職人さんは握手を求めてきます。すると利用者様は照れた表情をされ、手を握ります。実はこのとき職人さんは挨拶のためだけに握手を求めているわけではなく、高齢な利用者様の利き手、握力を見極めているのです。そしてどちらの手で大きなそば切り包丁を握ってもらうか判断し、手を添えて一緒にそば切りを始めます。利用者様それぞれに合わせて、力加減、タイミングを見計らいあうんの呼吸でそばを切ります。ザク・ザク・ザクと音を立てて、切っている間の利用者様はとても緊張した真剣な表情をされます。ところが、切り終えて包丁を置き、切れたそばを手に取ると、パ~ッと何とも晴れやかな表情に変わるのです(この瞬間がとても素敵!)。達成感・満足感で利用者様の心が満たされているようです。また、そば切りが難しい方には、新そばの粉の香りを楽しんでいただいたり、そばを丸めるための大きな鉢を手に持ってもらって、その大きさと重さに驚かれたりと、五感を刺激するワクワク感をお届けしました。
そば打ち実演② そば打ち実演⑤ そば打ち実演④ そば打ち実演③
途中でミニそばの試食も振る舞われ、あっという間に時間が過ぎていきました。そして、昼食には月見そばをご用意すると、皆様「美味しい!」とニコニコして召し上がっておられました。
そば打ち実演⑥
「そばのように長~く長~く、お元気で」と、皆様の健康長寿を祈りました。これからも、日本の食文化を大切に続けていきたいと思います。
☆ほほえみ食通信☆栄養士室

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