4Fおでん屋さん
昼食『熱々おでん鍋』
すぐそばのコミニティ通りの八重咲きサトザクラが満開!昨日は初夏を思わせる暑さでしたが、今日は一転花冷えであいにくの雨降り。4階にて「熱々おでん鍋」を召し上がっていただくには、ちょうどよい感じでした。
先にお膳にて大根・卵・はんぺん・焼き竹輪・人参を盛り合わせて提供し、ジャガ芋・白滝・チキンボール・軟らかイカ団子・五目巾着・生揚げ・結び昆布・タコ・玉ネギ天をおかわり分として湯気の上がる土鍋でご提供。また事前に、何名かの利用者様にお気に入りのおでん種について質問したところ、「コンニャク・ちくわぶ・つみれ」の声が多かったので、もちろんご用意(コンニャクは白滝でご勘弁)。さらに、工藤副主任のリクエストで、静岡おでんで有名な「黒はんぺん」を探し出してご用意したところ、「あれ!?静岡出身の利用者様がいない!?」となったのでおかしかったのですが、これがまた、なかなか話題性があって売れ行きがよく、利用者様から「美味しい!」との声が多数。工藤副主任もひと安心されたことでしょう。
利用者様から「何があるの?」と声が掛かると、目の前に土鍋を置いて中身をご説明。ご自分でできる方には「お好きなものを選んで下さ~い!!」とトングを手渡し、お好みのおでん種を上手に取って召し上がっていただきました。何か皆様楽しそうでした。おでん大好きなNさんは、ワゴンの土鍋のところまで選びに来てくださり、全種類を制覇。また、何杯もおかわりを希望される方が数名いらして、調理スタッフ一同嬉しかったのですが、食べ過ぎがちょっと心配な方も…。一方、お膳に盛り付けた分だけで充分おなかいっぱいという方も何名かおりました。その方に合った適量が大切です。
素朴な「おでん」ですが、家族団らんの象徴的な料理だと思います。4階の皆様へ心温まる楽しい食事の時間をお届けできてよかったです。
☆ちょこっと豆知識☆
はんぺんといえば、白身魚のすり身につなぎの山芋・卵白を加えてつくる、白くてフワフワの練り製品が一般的なのですが、海の幸に恵まれた静岡県(焼津名産)では、はんぺんといえば、黒はんぺんをさすほど郷土の味覚とのこと。つなぎの材料は加えず、サバやイワシを骨ごとすり身にしてつくられているので、美味しくて栄養満点!本日のおでん屋さんで、大好評でした。
☆ほほえみ食通信☆栄養士室